SDGsの取り組みとして海外へ衣類ウェアを寄贈
田中産業は創業66年の農業資材メーカーとして、穀物類の収穫・貯蓄用の大袋をはじめ農作業着など多くの商品を開発、販売してきました。特に高機能素材であるゴアテックスを搭載したレインウェアを農業界で唯一製造・販売するなど、古くから素材にこだわったものづくりを行っています。昨年4月にはゴアテックスウェアの新たなブランド「Bloom(ブルーム)」を立ち上げ、事業を通してSDGsや社会課題の解決、価値の創造に取り組んできました。
今回はその取り組みの一環として、フィリピン・バンタヤン島の2か所の集落に、ゴアテックスウェア150着ずつ、計300着を寄贈しました。
バンタヤン島は、観光地として有名なフィリピン・セブ島の最北部から船で1時間半の場所にあり、2013年には台風の被害に見舞われ、現在も物資の不足や経済的な問題を抱えています。また今回のコロナウイルスの影響でも、観光客が途絶えてしまうなどの打撃を受け、大きな困難に見舞われている地域です。
昨年12月末に現地へ物資が到着し、島の村民に配給されたとのこと。現地の漁師からは「雨期の時期や漁をする時、自分たちや家族にとってとても助かる。支援に大変感謝している。」とのメッセージもいただいています。今回寄贈したゴアテックスウェアが、現地の方々の安全や健康を守るために活躍してくれることを願います。
また今回の取り組みでは、NPO法人・CODE海外災害援助市民センター様(兵庫県神戸市)にご支援いただき、現地と繋いでくださる等、寄贈に至るまでサポートいただきました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。この活動を通じて、SDGs17の目標の1番目、貧困をなくすゴールへ第1歩を踏み出せたことを実感しております。
執筆者情報
田中産業株式会社
「現場に密着した、こだわりの精神」 を具現化し、あらゆる分野のユーザーの皆様に、安心、安全、快適な商品を提供していきます。提案・創造型メーカーとして、独創的な資材のご提案に邁進し、農業資材や農作業ウェアを革新していきます。